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2012/6/4:こちらに、新しい公式サイトを作りました
合唱団「萩」仙台公演

仙台公演は、盛会のうちに終了しました。引地信昭さんご提供の写真で、演奏会の模様をご覧ください。

  • 日時:2011年10月23日(日) 開場:14:00分、開演14:30

  • 会場:東北大学百周年記念会館・川内萩ホール

  • ステージ構成(曲目):
    ■男声合唱のためのコンポジションIII(間宮芳生作曲)
      第1楽章「艪」
      第2楽章「羯皷」
      第3楽章「引き念佛」



    ■混声合唱組曲「海の詩」他から(廣瀬量平作曲)
      「海はなかった」
      「海の子守歌」
      「海の匂い」
      「走る海」



    ■常盤木学園高等学校音楽科の皆さんによる演奏
      ミュージカル「ヘアー」セレクション(J.Rado/G.Ragni/G.MacDermot)
       Aquarius
       Be In
       Donna
       Frank Mills
       Let The Sunshine In



    ■Our Favorite Songs
      青葉城恋歌
      OKLAHOMA
      少年時代
      明日に架ける橋
      君をのせて
      Ezekiel Saw de Wheel
      斉太郎節
      Let The Sunshine In



    ■岡崎先生と、石垣さん


    ■末光団長のごあいさつ


    ■出演者全員によるアンコール


  • 演奏者:
    合唱団「萩」 指揮・岡ア光治、ピアノ伴奏・石垣弘子
    常盤木学園高等学校音楽科の皆さん

合唱団「萩」(Bush Clover Choir)NY公演

NY公演は成功裏に終了しました。報道のリンクです。NHKとTBSでは映像を見ることが出来ます

NHK | 朝日新聞 | 時事通信 | 47 | Dayly Sun | TBS(YouTube)

資料から、動画がダウンロード出来ます。

参加された皆様の「生の声」を、ブログにコメントしてください。
(多くの投稿、ありがとうございます。引き続き、こちらからの投稿をお待ちしています。)

こちらには、東北大学萩友会に寄せた末光団長のレポートがあります。


河北新報に出たニュースです

合唱団「萩」が義援金350万円 米NY公演で募金



義援金を届けるため奥山市長を表敬訪問した「萩」のメンバーら=15日、仙台市役所


 米ニューヨークにある音楽の殿堂カーネギーホールでコンサートを開いた東北大男声合唱団OB会などでつくる合唱団「萩」のメンバーが15日、仙台市役所を訪れ、奥山恵美子市長に義援金350万円を手渡した。
 団長の末光真希東北大教授ら4人が来訪。末光さんは「コンサート会場で募った大事な義援金を活動拠点の仙台市に真っ先に送らせていただいた」と述べた。奥山市長は「皆さんの気持ちを被災者のために使わせていただきたい」と語った。
 萩は昨年5月ごろ、カーネギーホールで日米交流合唱祭を開くことを目的に結成した。震災を乗り越えて5月20日、念願の「みちのく震災支援 日米合唱チャリティーコンサート atカーネギー」を開き、「青葉城恋唄」などを披露した。


2011年06月16日木曜日



練習再開にあたって

2011年4月2日
合唱団「萩」実行委員会代表 末光眞希


合唱団「萩」の皆さま

未曾有の大惨事となりました。幸いなことにメンバー全員の無事が確認されましたが、お近しい方を亡くされた方々も多数いらっしゃいます。NY公演に関する諸々の期日が迫る中、私たち実行委員会は、かつてない困難な決断を為さねばなりませんでした。

こんな状況の中でNYに行けるのだろうか。行っていいのだろうか。

誰もが持つ思いです。少なくともしばらく延期すべきではないだろうか。実行委員会はまずこの可能性を検討しました。しかしすぐに分かったことは、9月に改修工事を控えたカーネギーホールの状況から年内の延期は不可能なことでした。新たなスケジュールの導入は、新たな断念者を生むことも容易に想像されました。120名の方々の飛行機、ホテルの予約変更が、莫大な損失を生むことも分かりました。ここで延期を決定することは、合唱団「萩」のこの一年間の積み重ねを一度ゼロに戻すことを意味していました。

そんな中、一人の団員からメールが送られてきました。地獄の苦しみを体験されながら、医師として被災地石巻の復興に尽力され、なおNYへの希望を持ち続けておられるMさんの真摯なお姿に深く感動しました。NYに行くことの新しい意味が見えてきました。岡崎先生のお気持ちも伺いました。ことは単にNYに行くかどうかの問題ではない、私たちは何のために合唱をやっているのかが、今、問われていると感じました。もし歌うことが私たちが生きていることの証であるなら、今、歌わずしていつ歌うのか。理由はまったく分からないけれど、とにかく私たちは生き残り、生かされている、と。

3月17日、実行委員会は、予定通りNYカーネギーホール公演を行うことを決定し、その旨を電子メールとホームページにてアナウンスいたしました。インターネットを利用できない方々へのご連絡が遅くなりましたこと、深くお詫び申し上げます。

予定通りNYに行くことは、しかし、私たちがこれまでと同じ気持ちでNYに行くことを意味しません。私たちは今、2011年3月10日までと全く違う世界に生きています。その中で私たちが「敢えて」NYに行くとするならば、NY行きの新しい意味を見出さなければなりません。「あこがれのカーネギーで歌う」ことは、もはや意味を失いました。私たちが為した決断、そしてこれから為すであろう全ての行動は、まずもって、このたびの震災でお亡くなりになった方々の魂を悼み、今なお悲しみの中にあられる方々のお気持ちに添うものでなくてはなりません。今回のNY演目にはなんと「海」のステージがあります。終曲「走る海」の中の一節、「一個の巨大な排他性」や「もう帰って来ないのか」などの言葉は、「本当にこの言葉を歌えるのか!」と思わせるに十分な現実との呼応があります。「どうしてこんな曲選んだの!」と、怒りにも似た驚愕のお気持ちをお寄せくださった団員の方もおられます。きわめて困難なことですが、私たちは3月11日以後の世界に生きるものとして、「海」を歌わねばなりません。

以上の私たちの決断をNYコンサート実行委員長の白田さんにお送りしたところ、白田さんは私たちの気持ちを深く汲んでくださり、直ちにコンサート名称を、当初の「日米合唱祭」から「みちのく災害支援チャリティコンサート」(英語名:"Japan-US Chorus Charity Concert for Sendai")と変更の上、会場で義援金を募ってくださることになりました。英語名が”for Sendai”となったのは、合唱団「萩」の母体となった仙台の街に弔意を表したいと考えたこと、義援金の基金名に今回の大震災を象徴する都市として有名になったSendaiを用いることで説得力が増すこと、送金の際に募金者が基金名を間違えずに書いてくれること、市長や知事に義援金を直接手渡す「顔の見える」チャリティにしたかったことによるようです。なお、集まった義援金の一部はNY日本商工会議所のJCC Fundを通して岩手県や福島県の方にも送られるとのことです。元よりコンサート名はNY現地の主催者がお決めになることですので、私たちは今回のコンサートをチャリティコンサートとしてくださったことを大変有り難く受け取りたいと思います。

こうした動きを受け、実行委員会は5月7日の川内萩ホールコンサートを延期することに決定しました。それは、まだ悲しみの中にある仙台市民の方々のお気持ち、川内萩ホールが地震による損傷のため使用できないこと、5月の連休は震災後のブランクを取り戻すべく練習に集中したいこと、そして何より、チャリティコンサートとなったNY公演のメッセージを持って、後日、仙台公演を行った方がはるかに有意義であることによります。

予想されていたこととは言え、NY続行のアナウンス後、少なからぬ数の方々がNY行きを断念されました。どれだけNY行きを楽しみにしておられたことかと思うと、申し訳なくて涙が出ます。震災の悲しみは増すばかりで、とても、歌を通して悲しみから立ち上がろう、とは言えません。百万言を費やしても、私たちのNY行きを100%正当化できる理由は見つからないことでしょう。しかし、私たちはNYに行くことに決めました。全身全霊を傾けて練習いたしましょう。今、私たちにできることはそのことしかありません。

こちらに、新しい練習日程を掲載しました。




NY公演企画概要

  • 公演日時  2011年(平成23年)5月20日(金)20時〜22時30分(現地時間)

  • 公演会場  ニューヨーク カーネギー大ホール(Isaac Stern Hall)

  • ステージ構成・演奏曲目
            I. 男声合唱のためのコンポジションIII(間宮芳生作曲):「萩」男声
           II. 混声合唱組曲「海の詩」より(岩間芳樹/吉野弘作詞・広瀬量平作曲):「萩」混声
          III. 賛助ステージ Barbershop合唱団 Alexandria Harmonizers(男声合唱団/在ワシントン)
                  60年以上の歴史のあるバーバーショップのコーラスグループ/団員数100人以上)
                   →YouTubeの映像
                   →Facebook(写真がたくさんあります)
          IV. 在米邦人又は在NY米合唱団のステージ
                   候補:NY男声グリー東京&NY男声グリーNY
           V. Our Favorite Songs (オムニバス):「萩」混声+在米邦人合唱団
                 青葉城恋唄(星間船一作詞・さとう宗幸作曲)
                 Oklahoma!(from the Musical "Oklahoma!" by R. Rodgers/O. Hammarstein II)
                 少年時代(井上陽水作詞・作曲)
                 明日に架ける橋 Bridge Over Troubled Water (by P.Simon)
                 君をのせて(宮崎駿作詞・久石譲作曲)
                 Ezekiel Saw de Wheel(Spirituals)
                 斉太郎節(混声版)
                 Let The Sunshine In(from the Musical "Hair" by J.Rado/G.Ragni/G.MacDermot)

  • 指揮・音楽監督 岡崎光治

みちのく災害支援チャリティコンサートのサイト

©2010-12 Bush Clover Choir Last Update:2012/6/4